弁論ブログ

ディベートブログですがニッチなことを書きます。

関西Asian練習会に行った

こんにちは。

 

先日、関西Asian練習会(旧Asian Okabridge、現Asian 田villege)に呼んでいただいたので行ってウィップレクチャーをしました。

せっかくなので資料をアップします。

 

Asianwhiplecture190202.pdf - Google ドライブ

 

だいたい書いてある通りなのですが、4ページと5ページ目について追加でちょっと書きます。

最近スマブラSPを買ったのでそれをやるとともに攻略サイトや対戦動画なども見ていて、それの影響が出ています。

 

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おまけ写真:1年生たちのプレパ時間にスマブラSPをやる人たちガオガエンとかいう復帰クソザコキャラを使っているので乱闘ではすぐに死んで暇だったから撮った)

 

 

4ページ目の心的資源の考え方については、スマブラDX攻略サイトを読んで、ほーんと思ったので載せています。

ディベートの場合、スポーツやeSportsよりも状況が与えられてから行動を起こさないといけない時間までの猶予が少し長く、考える時間があるように感じてしまいますが、思考にさける時間やキャパシティの合計は同じなので、わりと当てはまる考え方だと思います。

 

 

 

その話をしたあとに、前作(スマブラ4)のトッププレイヤーの海外大会動画を見せました。

 

 

ぼく「(2:29あたりで動画をいったん止めて)これはシールドブレイクって言って、ガードが割れたので、ゼロスーツサムスが一定時間何も行動できなくなったんですけど、こういう状況でどういう行動しますか?」

 

さくらいさん「ためスマッシュ!」

 

ぼく「一般的にはそのとおりです。では続きを見てみましょう」

 

この動画でむらびとは、木を生やし、空中攻撃を当て、はにわロケットを当て、斧でサムスに攻撃し、その攻撃で木も切り倒して木を当てる攻撃をします。ためスマッシュ(ボーリング落とし)だと20%強のダメージが入るはずなので、53%という倍以上のリターンを出していることになります。

 

この複雑なコンボを大きな海外大会でできるというのは、特定のコンボ(しかも、相手が0%の状態でシールドブレイクするというかなり限定的な状況でのコンボ)に対して相当な習熟をしているということで、その場でどうやるんだっけと思い出しながら実行するのは不可能だと思います。

 

そんな感じで、理論を学んだりラウンドをしたりするだけじゃなく、トレーニングモードで繰り返し習熟を重ねて、半自動的にアウトプットできるレベルの(たとえば反論の)ストックをたくさん持って、心的資源を効率的に利用するのが大事みたいなことを言いました。