弁論ブログ

ディベートブログですがニッチなことを書きます。

こういうのでいいんだよ系ディベート動画ライブ配信備忘録

こんにちは。

 

昨日今日と4年ぶりのオフラインの秋Tが京大で行われました。

ブレイクラウンドの配信係として当日コミで呼んでいただけたので何か書きます。(ジャッジを頼まれたのを断って「ヘルパーなら...」と言ったのに対して気を使っていただきました)

ラウンドを見て、BP欲求は高まりましたがそれについては書きません。(名古屋以西で対面のBP大会があったら出たいんですがしばらく無さそうですね。凌霜杯は一昨年オープン大会になったものの、去年消滅したらしいです)

 

配信の品質について

昔は大会の景品のキヤノンのビデオカメラを使って撮った動画をアップしたりとか、ノートパソコンを開いてライブ配信したりとかをしていたのですが、ビデオカメラはもう壊れたのと、ノートパソコン買い替えて環境が変わったりしたので、コスパの良い配信環境についてまとめます。

 

 

今回使った機材は

・ノートパソコン(コスパが良いってネットに書いてあったデルの7万円のやつ)

Webカメラ(昔買ったロジクールの一番安いやつ。2000円ちょいだったがレンズの保護カバーみたいなのが取れていて画質が終わっている)

・USBマイク(昔amazonで適当に買ったよくわからんやつ。1000円ちょい)

 

USBマイクはこんな感じのやつです。一応指向性っぽくなってるほうが良い。

 

家にあった安い機材で不安になるのは音質に関してですが、意外になんとかなりました。

重要なのは、指向性のあるマイクをスピーチ台に置くことだと思います。

 

環境としては、だいたいこんな感じです。

ラウンドが始まる前にセッティングして、スピーチ台を一列目の席に近づけておいてマイクを置きやすくします。

スピーチ台にマイク、一列目の机にPC、二列目の机にWebカメラをおきます。

 

 

音質はこんな感じです。そんなに悪くないですね(画質は悪いですね)

www.youtube.com 

 

比較のために、3万円で機材をレンタルした(【THE KANSAI 2023を終えて 1】 - 京大ディベートの日常)というThe Kansai 2023の動画も貼っておきます。

youtu.be

さすがにスピーチ以外の音がほとんど入っていないので機材力の差を感じます。

機材も3万円(レンタル代)を感じる...

長く使うなら良い機材を団体で購入して継承していくというのもありだと思いますが、

本記事の趣旨としては、

・音質の差は明確にあるが、1000円ちょいのUSBマイクでも全然聞ける

・画質が多少悪くてもまあいいっちゃいいか

という場合もあるというやつですね。

 

配信の方法の備忘録

(1)まずノートパソコンにOBSというフリーソフトを入れます。詳しいことはググればたくさん説明がでてくるのでググってください。

(2)Youtubeチャンネルに同期する感じのボタンがあるので、Youtubeチャンネルの権限を持っているGoogleのアカウントでログインします(今回は秋TのGoogleアカウントにJPDU Channelの共同管理者権限を付与してもらったらしいです)

(3)パソコンにマイクとWebカメラを繋げて、「ソース」に追加していって画面を整えていきます。

(4)「シーン」を追加して、ラウンド中のシーンと、待機時間のシーン、コンセントによって配信できないシーンを作っておきます。待機中のシーンにはマイクによる入力音声を入れずに、かっこいいフリーBGMとかをいれておくといい感じです(今回はこんなかんじの待機音楽でした)

(5)配信設定でタイトルや説明欄を入れて、プレパ中の適当なタイミングで配信開始を押します。(「子ども向けですか」は「いいえ」です。「子どもも見れる安全なコンテンツか」みたいなニュアンスと勘違いして「はい」にしそうになりますが、キッズ向け動画かどうかを聞かれています)

(6)スマホなどの別の端末でライブ配信を開いて、映像・音声が問題ないかチェックします。

(7)ラウンドが始まったら、ラウンド中のシーンに切り替えて、自分は後ろの席に退避します(マイクとWebカメラが有線な関係上、PCを最前列に置かないといけないため、PCの前にいるとディベーターと距離が近すぎるため)

(8)スピーチがはじまったら(6)と同じくスマホで配信を開いてイヤホンで音質などをチェックします。スピーチがはじまらないとわからないトラブルは意外に多いです。

(今回だと、Webカメラも音源ソースを兼ねているのに気づかずに、USBマイクとWebカメラで二重音声になっていたり)

 

リモートデスクトップで遠隔操作すると良さそう

コンセントによるシーンの切り替えやトラブル対応はスピーチ間にPCの前に行って行うのが基本ですが、リモートデスクトップで後方席から遠隔操作するという手もあります。

Chromeリモートデスクトップの拡張をPCに入れて、スマホ等からリモートデスクトップに入ってPCを操作することができます。

この方法はSF後に気付いてGFでやろうとしたけど、GFが中国モーションだった関係でほぼ全チームがオプトアウトし配信がなくなりました(悲しい)

 

音質についての余談

ノートパソコン(このときはMacBook Airの2013)のインカメと内蔵マイクで撮った動画も比較しようと思ったのですが、これはこれで悪くないですね。記事の趣旨がよくわからなくなるので余談に回しましたが、わりとなんでも良い気がしてきました。