弁論ブログ

ディベートブログですがニッチなことを書きます。

ロシアンルーレット型即興ディベート、暫定レギュレーション

こんにちは。

 

特に大会は控えていないけどなんとなくディベートがしたい時に練習会でやっている、

ロシアンルーレット即興ディベートの暫定レギュレーションを共有します。

最近は日本語即興の練習会で遊んでいますが、もちろん英語でもできます。

 

気軽にできるわりに、負荷は高めで良い脳トレになるのと、

スピーチ直前の緊張感やスリル(アドレナリンがでる感覚)が長く味わえるという利点があるので、なんとなくディベートしたい欲がある時にやってください。

ちょっと考えているのは、Twitterに最近導入されたスペース機能で飛び入りの人たちを集めてやるとよいのではないかなと思っています。

 

 

基本事項:

・推奨人数:4〜6人前後・・・これより多くても少なくてもできます

・スピーチ時間:5分・・・適宜調整してください

・プレパ時間:10分・・・適宜調整してください。

・ルーレット当選後プレパ時間:2分・・・よりハードにしたい場合は1分もしくは無しにしてください。

・POI:1〜4分・・・誰からでもできます。

・推奨論題:スタンスは両サイドすぐに思い浮かぶが、議論はある程度深掘りできるBPっぽい論題がいいです。

 

試合の進め方:

1.論題を決めて規定のプレパ時間(上記の場合10分)準備します。

2.肯定側の1stスピーカーをルーレットで決めます。(ルーレットアプリなどを準備してください)

3.肯定側1stがスピーチします。

4. スピーチ後、ルーレットで否定側1stを決めます。

5.規定のプレパ時間(上記の場合2分)準備して、否定側1stがスピーチします。

6.以下同様に、ルーレット→準備→スピーチを繰り返します。

7.参加者全員が1回以上スピーチ終了した時点で終了となります。

 

→以前は事前にスピーチ回数を決めて(肯定否定3スピーチずつ+リプライなど)からやって、1回もスピーチができなくなる人がでそうな場合はルーレットを調整していました(その場合すでに当選した人の緊張感が失われる)が、全員当たるまで回し続けるシステムを採用したことによって全員が1回以上スピーチすることとすでにスピーチした人が緊張感を持ち続けることの両立ができるようになりました。

 

その他:

・特定のスタイルはないので、スピーチに関する制限は無いです。反論中心でもBPのエクステンションっぽいスタイルでもOKとします。

・例外として、同じ人が2回連続でルーレット当選した場合は再抽選を行います。(レギュレーションによっては2回以上連続でスピーチすることを認める場合もあります。)

・必要に応じて、まだスピーチしていない人の当選確率を上げるなどの処置をとります。ただし、すでにスピーチした人の当選確率が0になると緊張感やスリルが失われてしまうのであまりおすすめしません(人数が多い場合や、時間等の都合がある場合はしかたない)

・少人数で行う場合や長くディベートがしたい場合は、終了条件を「全員が2回以上スピーチしたら終了」などにすると良いと思います。

・ラウンド終了後、ルーレットを回して当選した人がジャッジをするオプションも存在します。ジャッジを行わない場合は適宜参加者で感想戦をして終了となります。