こんにちは。
年末くらいからブログ更新したい気持ちがあったのですが、あまり筆が乗らなかったので、簡単なトピックで少し物を書く練習をします。
ブレイクラウンドでポジションを決める時にどういう方法があるかというたいしたことのない話です。
予選ラウンドはタブが自動で振ってくれますが、ブレイクラウンドにおいては参加者を巻き込む形の何らかの方法で決めることが多いです。
オフラインだと前に出てきてじゃんけんをしたりするので明瞭ですが、オンラインの場合だとじゃんけんは微妙に難しいですし、大会の媒体に乱数生成bot機能とかがあればいい(ディスコードならありそう、ミクシディアは早く実装してほしい)んですけれども、ない場合も多いので、何らかのわかりやすくて透明性のある手段で乱数を発生させなくてはいけないわけです。
Tabbycatの自動アロケに任せる
ぶっちゃけこれでいい説を個人的には推しています。去年のK-Cupではこれだった気がする。
いちいち色々説明しなくて良い上に、そこそこの時短になります。
コミが何らかの恣意性を介在させようとする場合、何回もアロケし直しボタンを押せるという点で透明性に疑義が挟まれる恐れがありますが、性悪説を唱えはじめると予選のマッチアップにもジャッジアロケにも何でもかんでも疑わないといけなくなるので、まあ正当化できる範囲であると言えるでしょう。
大会の慣習みたいなものに特に興味がなければこれで良いと思います。
コミとかACの名前を選ばせる
これは説明がわかりにくい上に、特に透明性も担保されないのでやめたほうがいいです。
オフラインの場合、実際にそこにいる人が紙を持っているので、視覚的に理解できますし、透明性もあるし、ちょっと盛り上がる要素(親しい人を選んだらOGだったワハハみたいなやつ)もあるので良いと思いますが、オンラインだとそういったメリットは消滅するのでそんなに望ましくないです。
コイントスのアプリとかウェブサービスを画面共有する
Googleでコイントスと検索するとコインを投げてくれるサービスが出てくるので、こういうのを使うとまだ視覚的で説明が少なくてもわかりやすくて、第三者サービスなので透明性も高くなるような感じがします。
BPに関しても、「あみだくじ」とかでググると適当なWebルーレットのサイトが出てくるので、そういうのを使うのはまあまあわかりやすいような気がします。
こういう感じでABCDを宣言させたらポジションが出てくるようにできる↓
カメラオンにしてコインを投げたりくじを用意したりする
画面共有ができない(別の人がパワポで共有してるとか)場合なんかはカメラオンにして実際にコイン投げたりアナログなくじを作ったりすることもできます。
日本の硬貨どっちがTaleでどっちがHeadかわかりにくい問題はなくもないです。さっきググったところによると、日本の硬貨に表裏の規定はないが、造幣局は都合上製造年が書いてある方が裏として作業しているらしいです(十円玉は平等院鳳凰堂が表)
余談
余談1:
即興ディベートで行われているところは見たことないですが、ブレイク順位順に好きなポジションを決められるっていうのも正当化できなくはないと思います(反論がそこそこきそうな割に熱意を導入するほどのメリットはないんで誰もやらないとは思います)
この間Youtubeで日本語アカデの全国大会見てたらよりスコアの高いチームが肯定側・否定側決められるようになっていました。詳しくは知りませんが、論題が決まっているアカデの場合はその論題におけるサイドによる有利不利が明確にある場合があるので、決勝もランダムだとむしろ望ましくないと考えているのかもしれません。
補足:上に貼った動画は2020年秋季大会で、つい最近あった春季大会ではくじ引きだったとのことです。
余談2:
CDS(日本語即興ディベート)の大会は1位がGovで2位がOppという方式で少し驚きました。NAスタイルは普通にOpp有利なので2位のほうが有利ポジションにつけるという感じですね。12月の大会で1位ブレイクした時は決勝の論題が自分たちが公募した論題で、知財部の先輩と組んでいたので特許論題を公募していて、ちゃんと大会前日にGovOppのプレパをしっかりやって、ちょっとGov有利っすねっていう結論になった上でGovだったんで勝ちました。1位ブレイクしてよかった〜〜〜。
余談3:
特許といえば、去年一緒にJBPに出たやつが弁理士試験合格したらしいです。
おめでとうございます。