弁論ブログ

ディベートブログですがニッチなことを書きます。

おうちでジャッジの練習をする

こんにちは。

 

推定ディベート人口1人の、とある地方に在住しているので、連休とかでない限り練習に行くことができません。

なので、ディベーターとして大会に出ようというときはプレパ練をしたりスピ練をしたり何もしなかったりとオーソドックスな感じで準備するのですが、ジャッジで出るときは過去のジャッジテストをたくさん解くようにしています。

 

 

ジャッジテスト動画が配信されるたびに放り込んでいる再生リストがあるので共有します。最近はGoogle docsで配信されていたりして拾えていないものも多いですが。

https://www.youtube.com/playlist?list=PL6LRZGUOdaJciO-XzZN8jFWpbCifOVVU6

 

AC見解がついているものじゃないとわざわざジャッジテスト動画を解く意味が薄れる(普通の大会の動画でええやんってなる)ので、

動画のタイトルから大会のFBページなりPDMLなりをみてAC見解があるか、リンクはアクセス可能かをチェックして、大丈夫っぽいやつに取り組みます。

 

動画を聞く際には、可能な範囲で再生速度をあげるようにしています。

Youtubeの歯車のボタンを押せば変更できるやつです。

情報量少なめのルーキースピーカーや、練習などで聞き慣れているスピーカーだと2倍速、そうでない場合だと1.5倍速とかで聞いてます。速い人は等倍。

 

倍速で聞くことによる一番のメリットはシンプルに時短ですね。半分の時間で終わるので、余った時間にだらだらするもよしもう一本ジャッジテストを解くのもよしって感じです。

副次的なメリットとして、高地トレーニングよろしく負荷のある状態で練習に取り組むことによる処理能力向上とかがあったらいいなと思っているんですが、特に検証していないのでわかりません。

 

聞き終わったら全チームの差を考えるようにしてます。

つまり、1位>2位>3位>4位の3つの比較だけじゃなくて、

オープニング、クロージング、ガバベンチ、オポベンチ、ロングダイアグラム(OGとCO)、ショートダイアグラム(OOとCG)の6箇所の差の要点をメモに残すようにします。

こうすることで1ラウンドから倍の数の比較を考えられるようになるんで、効率的っぽい感じがしますね。

 

ゆでたまご理論的にまとめると、1ラウンドのジャッジから得られる力を100万パワーとすると、

倍速再生で2倍の動画を見ることによって200万パワー、!

さらに倍の処理能力が求められることによって400万パワー!!

倍のチームの比較をすることによって800万パワー!!!!

って感じです。嘘です。

 

比較理由を考えたあとは、本当はRFDを口頭で言って録音して聞き直したりするとさらによいと思います。

ただ、僕の場合はちょっとめんどくさいので脳内で構築だけしてAC見解を見ます。

 

AC見解を読むときは、

(1)どの箇所の評価で順位の差が生じているのか

(2)ACと自分のどちらの評価・解釈が妥当か

を考えながら読むといいと思います。

特に2に関して、自分のニュアンスの取り違えや過小・過大評価によって自分の評価があまりよくない場合もありますし、逆にAC見解のほうがいけていない場合もありますし、ジャッジングに対する価値観の相違でどちらの解釈・評価も妥当である場合もあるので、一概にAC見解が正しいというバイアスを持たずに考えてみるのがよいと思います。

 

 

去年の凌霜杯はこんな感じでそこそこの数のジャッジ練習をおうちでやって望んでみたら、ベストジャッジが取れて神戸牛がもらえて嬉しかったのですが、秋Tはあまり時間が取れなかったのでブレイクジャッジのやや下のほうだったので、練習は大切だなと思いました。