弁論ブログ

ディベートブログですがニッチなことを書きます。

学年加重ハンデキャップドPro-Amトーナメントなるものを考えた

こんにちは。

 

もうすぐBP Noviceですね。

これまで1年生+2年生(もしくは1年生同士)という方式でしたが、

今年から関東の方のBP Novice Eastが上級生側の学年制限を無くしたようです。

これは一般的に言うところのPro-Am(Professional-Amateur)トーナメントというやつで、日本には現状エリザベス杯しか存在していないので、非常に良い試みだと思っています。

 

akさんのブログ[1]にもありましたが、暗黙知のようなものをコミュニティ内で引き継ぐことというのは非常に重要です。

[1]ディベート自由帳: Do not reinvent the wheel!

 

言語化しづらいノウハウのようなものも結構たくさんあって、練習のフィードバックやレクチャーだけでは伝えることが難しいので、組んで真剣にディベートをすることによって得られるものは多く、Pro-Amトーナメントは有用なのではないかと思うわけです。

そして、秋の2年生はまだ若干経験不十分な場合が多いので、組める上級生の幅は広いほうが良いと思うのです。

 

BP Noviceの今年度の方針が決まった時に、関西はPro-Am化しない理由を聞いてみたのですが、

「2年生間のライバル意識を煽ることによって、モチベーションアップにつなげたい」

とのことでした。

たしかにこの理屈はわかるもので、仮に2年生が「上回生に勝てないのは仕方ない」というマインドセットを持っていた場合(これはあまりよくないものとみなされがちですが、人間なのでまあ持ちがちですね)、モチベーションがあがるのはたしかに学年制限を設けた場合と考えることができます。

 

なので、1年生-2年生チーム、もっというと1年生-1年生チームの勝ち筋を広げて、

どのチームもモチベーションを上げられるように、学年加重ハンデキャップドPro-Amトーナメントというシステムを考えてみました。

将棋のプロとアマチュアが指す時に飛車角落ちで指すみたいなノリですね。

 

具体的には、スピーチ時間をハンデにして

1年生スピーカーは7分

2年生スピーカーは6分

3年生スピーカーは5分

4年生以上のスピーカーは4分

のスピーチ時間でディベートをするというものです。

たとえば、1年生と3年生のチームだったら、1年生は普通に7分間スピーチして、3年生は5分スピーチする、みたいな感じですね。

 

1学年1分というハンデが妥当なものなのかはよくわかりませんが、

1-2年生チームは1-4年生チームよりも2分長くスピーチができるので、普通にディベートしたらそんなに勝てなかったとしても、反論時間不足で勝てたりしそうじゃないですか?

 

 

さて、今回の記事の結論は以下となります。

ディベーターで出られる機会はあればあるほど嬉しいので、

関西でPro-Amトーナメント(社会人可)をやってくださいお願いします。