弁論ブログ

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はじめたてのBPであんまりテクニカルなことを考えるのはよくないのではないかという仮説

こんにちは。

 

個人的意見として、基本的にBP Noviceの早期開催、紅葉杯のBP化には賛成です。

ただ、制度の過渡期の弊害だと思いますが、例年よりも多くのチームがクロージングで苦労しているような印象をBP Novice Westなどを見ていて受けました。

 

そんなにたくさん見たわけではないので印象論に過ぎないのですが、無理にフレーミング的な要素をスピーチに盛り込もうとして失敗している感じがします。

たとえば、メンバーのイントロはオープニングのサマリーから入るように言われたりすることがあると思いますが、OGとOOの要点をリピートするだけの特に戦略的に意味がないサマリーに30秒くらい時間を使って、結局自分の出すエクステンションとどう絡めるのかよくわからないのはシンプルに時間もったいないと感じます。

本体の分析が薄い状態で、フレーミングに時間使ってエクステンションのポジショニングだけ押し出されても、そもそも本体部分の差が微妙なので、どの程度評価してよいかけっこう迷います。

 

 

結局のところ、テクニカルな要素でマターの評価を高めようとするのって、中上級的な技術なので、はじめたての状態では無理にテクニカルな要素をスピーチに盛り込んでうまく行かずに本体部分に割く時間を減らしてしまうよりも、分析を深めたり広げたりするのに注力した方が良いのではないかと思っています。

極論として、エクステンションの見せ方まで処理が追いつかないレベルの段階では、フレーミングとかはとりあえず考えずに、Deputyのつもりで新しくてイケてる分析を積み上げていく、ウィップもエクステンション周りの追加分析やイラスト、反論を積み上げていくというのも戦略としてありなのかなと思います。(個人の意見です)

まとめると、分析が微妙でフレーミングも中途半端な状態よりは、フレーミングなくても分析が充実しているほう良いと思っています。多少分析被っている部分があったとしても意外にジャッジは新しい部分のニュアンスを汲み取ってくれたりするので、どんどん出しましょう。