こんにちは。
気づいたら2018年度も終わってしまい、新年度となりますね。
akさんがそういう感じの良いツイートをしていたので便乗した記事を書きます。
【新社会人になるディベーターへの手紙①】いよいよ新社会人になるとのこと、期待や不安があるかと思います。立ち上がり期は、新社会人として、その業界人として、最後にその会社員としての3つの意味での大変さがあるかと思います。少なくとも私はそうでした。
— ak_debate (@ak_debate) 2019年3月30日
働いていて今のところそんなにハードな経験はしていないので、仕事論みたいなことは書けないのですが、お金について色々考えてきたのでそれについて書きます。
akさんに倣ってディベーターへのというタイトルをつけてみましたが、全くディベートと関係ない話です。
お金の話ですが、経済系のモーションにもそんなに役に立たないです。
(1)お金の出入りを見えるようにしたほうがよい
社会人になると単純にお金の出入りする額・頻度が増えます。また、管理する銀行口座やクレジットカードの数も会社の旅費精算口座だったり手数料の安いネット銀行だったりと増えます。
そうなってくると、どこでどのくらいお金が出ていっているかを把握しとくのが重要だと思います。
はかるだけダイエットと似たような感じで、見える化されていればなんとなく無駄遣いを抑止できるみたいな感じです。
あと、口座が増えると、結局今トータルでいくら持っているのかっていうのもわからなくなってしまいます。
そこで、クラウド系の家計簿アプリで見えるようにするのがいいと思っています。
マネーフォワードとかの、銀行口座とかクレジットカードとかと紐付けできて、現金支払いしたもの以外は自分で入力しなくても自動的に記録されるやつです。
はじめの口座登録とか、口座間のお金の動きを振替になるように設定するのがやや手間ですが、設定さえしてしまえばあとは自動的に記録が溜まっていくようになるのがよいですね。
こんな感じで連携口座やクレジットカードから吸われた情報が勝手に並びます。画像はカーテンレールが壊れて厚手カーテンが付けれなくなって暖房代が爆上がりした時です。
(2)可能な限り支払いはキャッシュレスにしたほうがよい
1と関連して、現金での支払いは当然自動記録されないので、可能な限り支払いはキャッシュレスにしたほうが便利です。
レシートの写真を撮って入力する機能とかもついているのですが、マメな人以外は基本的にめんどくさくなってやめてしまうので、それだったらはじめっから現金で払わないようにした方が良いと思います。
最近は電子マネーがとても便利で、Apple PayにiDとかQUICPayとかSuicaとかのうち好きなやつ入れておけばかなり広い範囲で使えます。支払いの手間的にも小銭をじゃらじゃらさせるよりも断然早いです。
日常的に現金払いするのはチェーンじゃない飲食店くらいなので、3ヶ月に一回くらいしかATM使いません。
(3)各種ポイントは利用したほうが良いが、ポイント沼にははまらないほうがよい
クレジットカードに紐づいた電子マネーで支払いをしていると、勝手にポイントが貯まっていくので、単純にお得です。
ポイントはどちらかというと貯めたほうがいいと思っていて、ポイント還元率が高いカードを普段使いしたほうが望ましいと思います。1%還元のカードなら、100万円使うと1万円ですね。でかい。
ただ、Tポイントとか楽天ポイントとかは、自身のポイント経済圏にユーザーを取り込もうとしてきて、ポイント倍率n倍!!みたいなキャンペーンをしょっちゅうやっていますが、これには気をつけたほうがよいです。
こういうキャンペーンでつくポイントは、1ヶ月くらいで消滅する期間限定のポイントで、期間限定のポイントを消費するためにそんなに欲しくないものをショッピングサイトで買うという不毛な消費行動をしてしまいます。
これは完全に本末転倒なので、普通に日常で意識せずに付く期間限定では無いポイントを気が付いたときに使うのが最も健全です。
(4)財産形成するなら現金だけにしないほうがよい
財産形成に対するスタンスは個人の価値観なので、人的資本を重視してスキルアップのための自己投資に集中したり、自由に使って宵越しの銭は持たないスタンスも全然ありだと思います。
ただ、よし貯金するぞと考えた時にとりあえず現金を銀行口座に積み上げるのはそんなに良くないと思います。
日本経済がどうなるかもそんなによくわからないですし、ここ数十年はデフレでしたが、インフレすると単純に価値が目減りしていく資産なので、ある程度分散して持ったほうがいいです。
出所:『株式投資第4版』(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)
有名な画像ですが、1ドルをそれぞれの資産に投資した場合にどうなったかというグラフです。
200年も生きようとしている人はいないと思いますが、現金がその他の資産クラスに対してインフレでボコボコにされているのがわかりますね。
(5)投資をするならあんまり難しいことをしないほうがよい
まあ株式投資はしたほうがよいという結論を個人的には持っているのですが、
難しいことはせずに、国際的に分散されていて低コストな指数連動型の投資信託(インデックスファンド)を積み立てていくのが良いと思います。先進国株式とか全世界株式とかが名前についている手数料(信託報酬といいます)が年0.1〜0.2%くらいのやつです。
がっつり儲けてやろうとして個別株投資とか仮想通貨投資とかをして、インフルエンサーの推奨する銘柄を買ったりしちゃいがちなのですが、そういうのは基本的に市場の養分にされがちなので、あまり欲張らないほうがよいです。
長期的にみると世界の経済成長に連動して資産が増えると考えられるインデックスファンドを自動積み立て設定をして、一回積み立て設定をしたらあんまり短期的な株価をチェックせずに忘れるのが一番良いと思います。
インデックス投資に関するポップな感じの本だとこの辺とか
有名どころの本だとこの辺とかがよいです。
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
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(6)ふるさと納税はしたほうがよい
あとシンプルにふるさと納税はお得なのでしたほうがよいです。
泉佐野市が総務省と対立してふるさと納税撤退最後のキャンペーン(アマゾンギフト券10%還元)を仕掛けていますが、
僕も早々と今年度分のふるさと納税の枠を泉佐野市に突っ込みました。
キャンペーンは3月31日までなので、今年度(税金の年度は1月1日から12月31日です)の年収が予測できそうであれば、賛否あるかと思いますが、つっこんでみるのもありだと思います。手続きもそんなに難しくなかったです。
泉佐野市から早速届いた大阪のおかきです。