弁論ブログ

ディベートブログですがニッチなことを書きます。

地区予選をやるなら「地区予選+全国予選+全国本選」方式が良い

こんにちは。

 

BP Noviceは2016年までは「地区予選+全国本選」方式でした。

個人的にはこの方式は(特に地方民にとって)いまいちだと思っていて、これをやるなら2017年から変更された「地区大会」方式か、タイトルの「地区予選+全国予選+全国本選」が良いと思っています。

 

(1)「地区予選+全国本選」方式について

この方式は、地区予選をたとえば関西・関東でやって、人数比で各予選のブレイク枠を割り振ってブレイクチームを決定して、チームポイント・スピーカーポイントの月山ランキングで並べ直してオクトファイナルからの全国本選をやる方法です。

だいたい本選が行われないではない予選からのブレイクチームには1人5000円くらいの交通費補助がでてるものだと思います。

この方式が地方民的にイマイチだと思う理由としては、全国本選に行くコストが結構大きいのでオクトファイ・クオファイで負けるととても悲しい(もしくはコスパが悪い)ことです。

普通の大会で関東に行く時は予選4ラウンドできる保証があるわけですが、関東まで大きめのお金・時間・体力を使っていって1ラウンドやって負けて帰ってこないといけないリスクはけっこう大きいと思っていました。(学部1年生の時に関西予選ブレイクしてオクトファイで負けてそう思ったので、2年生の時はブレイクしましたが本選辞退しました)

また、関東予選+全国本選が連日開催されて、その1〜2週間前に関西予選がある開催パターンの場合は、関東予選通過者はバチバチに予選4ラウンドやった翌日で本選温まった状態で挑めるのに対して、関西予選通過者は温まっていない状態でちょっとアンフェアなんじゃないかというのも感じていました。

 

(2)「地区大会」方式について

同じネームバリューの大会を別の大会として各地方で開く方式です。BP Novice East/Westです。

これは普通に良いと思います。目立ったデメリットもなく、関東関西でのすり合わせみたいなことが発生しないので運営負担も比較的少ない。

強いていうならネームバリュー的な問題として、Novice Nationalsみたいなことが書けなくなるくらいです。BP NoviceがBP入門の位置付けであることを考えると無理にNovice Nationalsに位置付ける必要はそんなにないので、まあ問題ないでしょう。

 

(3)「地区予選+全国予選+全国本選」方式について

これはアカデミックディベートの全国大会が用いている方式なんですが、地区予選をやって通過者を決めた後に、さらに「全国予選」というものをやります。

地区予選の点数を引き継ぐものと引き継がないスタイルがあるそうですが、暫定的に引き継ぐものとします。

 

地区予選を4ラウンドそれぞれやって通過者がチーム点・スピーカー点をそのまま持った状態で全国予選に集って、全国予選を3ラウンドします。(予選なので、タブの組み方はパワーペアリングです)

その上で、上位数チームが全国本選へブレイクして、あとは普通にトーナメントをします。

たとえば全国予選への通過枠32(各地区予選人数比で割り振り)、全国本選ブレイク数16

みたいな感じですね。

 

これをすると、全国上位チームだけのレベル高めラウンドを3ラウンドできるので仮に全国予選落ちしたとしても満足度が高いと思うのでよいのではないかと思っています。

全国予選ベストスピーカーみたいなのも表彰していいと思います。